42歳と9ヶ月から英会話学習を始めたオヤジの英語に関するあれこれ。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ドカンと一発お願いします! FC2ブログランキング
September 11, 2001 (Final)

12日目の朝を迎えた訳ですが、この頃になると人それぞれ色々なケースが、
起こってきておりました。
中でも、気の毒だったのが若い2人組の女の子のケースでありました。
とても仲の良い女の子達で、初めてのロスであった様ですが、
1人の子がもう1人の子を残して先に帰ってしまったのです。

何でも、帰ってしまった子のご両親が、”どれだけお金が掛かっても良いから、
どんな事をしても帰って来い。” と言うことで、ファーストクラスで1人だけ
帰ってしまったんです。(ファーストクラスは空いていたらしいです。)

残された子は、一人ぼっちになってしまいHotelのロビーで泣き崩れておりました。
気の毒に思ったオヤジ達は、年の近そうな他の人に、相部屋をお願いし、
話し相手になってもらう事を頼みました。
快く引き受けてもらい一安心したオヤジ達でありました。
(この後、この女の子2人組の関係はどうなったんでしょうねぇ~?)

12日目、5時30分。
帰れるかどうか分からないまま、空港に向かう。
どの航空会社のカウンターも人で溢れている。
ENDORSEMENTのチケットを持っているといっても、どの航空会社も、
自分達の航空会社を利用しているお客が優先で、その人達がすべて乗った後、
オヤジ達の受付をするのです。
(前日、ENDORSEMENTのチケットを受け取った後、JALの搭乗員と話した時
”この状況を見てください” とカウンターの前で待っている大勢の人達を指差し、
”このお客様が優先でございます。” と怒られてしまいました。)

半ば諦めムードの中、JALのカウンターの前を通るオヤジ達。すると、
”整理券8時から配布” の張り紙が張ってある。
”ん? 整理券?” と思っていると、ヴァリグに乗るはずだった人が
大急ぎでJALのカウンターに聞きに行った。戻ってくると、
”臨時便の整理券を配るんだって! 貰って来ようよ!” と興奮しながら話す。

オヤジ達の行きたかった名古屋へは行かない。東京か関空であった。
”もう帰れればどこでも良い。” と思いつつ、ダメもとで関空行きを頼む事に。
乗れるかどうかは、1時にならないと分からない。
Hotelに戻るわけにも行かず、1時まで待つ事になったのでした。

しかし、さすがにJALであった。
前日までに臨時便を6便出し、大方の処理を終えたのでありました。
(それに比べ、オヤジ達のヴァリグときたら........。
因みに、これ以来海外に行く時は、日本の航空会社を使うようにしております。)

待っている間、仲良くなった人達(他の航空会社を利用)とも話す事が出来た。
ヴァリグ以外の航空会社はENDORSEMENTのチケットを発行していない。
だから、利用している航空会社の便に乗れるのを待つか、新たにチケットを
買い直すしかないようであった。
大韓航空を使っている日本人も多く、大勢の人がまだ並んでいた。

そして、1時になりJALのカウンターの前で並ぶオヤジ達。
チケットが取れた人の名前が呼ばれ始める。
オヤジ達ヴァリグ利用組の人達の名前も次々に呼ばれていく。
自然と拍手が沸いていく。そして、オヤジ達の名前も呼ばれた。

”あぁ~、これで日本へ帰れる。” と思っていると、離陸時間は1時45分との事。
この時、1時30分になろうとしていた。

猛ダッシュでセキュリティーへ。
普段より厳しいチェックの後、搭乗ゲートへまた猛ダッシュ!
何とか間に合った。

機内は不思議な事に空席が幾つかあった。
”まだ、沢山の人が空港に居たのになぜだ?”
仲良くなった人達の事を思い、
”あの大韓航空を利用していた子は乗れたのだろうか?”
等と思いながら、窓から外を眺めていたオヤジでした。
(結果的に、早々にENDORSEMENTのチケットになったのが良かったと言う
皮肉な結果になったのでした。)

こうして、オヤジ達を載せた飛行機は関空をめざしロスを飛び立ったのでありました。
(結局、当初の予定より6日長くなる結果となったこの年のロスの旅でありました。
不思議な事にこの年以降、ロスへは行っておりません。)

長くなりましたが、これがオヤジのSeptember 11, 2001であります。
読んでくださった方、有難うございました。
また、犠牲になった方々のご冥福を、今一度お祈り申し上げます。

次回、5年経った今、思うことを書いてみようと思っております。

Cya!
bbsson
スポンサーサイト
ドカンと一発お願いします! FC2ブログランキング
コメント
この記事へのコメント
じっくり読ませて頂きました。
当時アメリカにいた人達は、こんなにも苦労して、また色んな思いをされていたんだという事を改めて知る事ができました。
ヴァリグのやり方、あれが正しいのかどうかは分かりません。
やはり自国の事を最優先にするのは、こういう事態においてはしょうがなかったのかもしれませんし。
以前ヴァリグはサポートが良くないと聞いた事があります。
名古屋からやとロス便はヴァリグになりますよね。(他にもできたんかな?)
でもロスに初めて行く時点でヴァリグのサポートが悪いと聞いていたので、私はロスに行く時は成田から飛んでいます。
でもそのサポートが悪いというのがもしこのテロの件で発せられた言葉であるならば、一概にヴァリグのサポートが悪いとは言えない様な気もします。
でも実際にbbssonさんご夫妻の様な事になったら・・。
やはりそれだけ特別な事件やったという事も改めて分かりますね。
貴重な体験を聞かせて頂いてありがとうございました。
2006/09/14(木) 12:37 | URL | alexis #-[ 編集]
日本では夜でした
TVに緊急で映像が流れ、衝撃を受けたのを忘れる事が出来ません
多くの命が奪われた事は許される事ではありません
だからと言って、イラク戦争も疑問だし、反対だし、命を奪う、破壊するっていう考えの愚かさに、原因を明確にしなければ繰り返されるだけだと思うのです
国として人種として固執するからいけないのではないのでしょうかね
地球規模で考えなければいけない時代に入っていると感じるのに・・・
過去を反省し、未来に目を向けるべきだと、そして協力し合っていかなければ、いつか人類は滅びてしまうかもしれません

bbssonさんの体験を読ませていただいて、人として何かが起こった時にどうあるべきか?と考えさせられました
ラーメンを100円で分けてもらった人も残された女の子もbbssonさんの配慮に人としての何かを学んだのではないでしょうか?
私も人のために行動できる人間でありたいと思います



2006/09/14(木) 13:20 | URL | とまる #-[ 編集]
alexisさんへ。

こんにちは。いつも有難うございます。
あの時は、すべての人が始めての体験で、
どれがベストなのか冷静に判断する事が
難しかったのではないかと思います。
私達夫婦はこの事で、大変な時こそ焦らず、
冷静になる事が大切だという事を学びました。
貴重な経験でしたが、二度としたくない経験でもあります。
それでは。有難うございました。


とまるさんへ。

こんにちは。コメント有難うございます。
私達夫婦の場合、カミサンが私よりも
冷静なんですよ。(笑)
この時も、もし私のカミサンがうろたえて、
冷静さを失っていたなら、人の事を考える
余裕など持てなかったのかもしれません。
しかし、大変な時ほど人の事を考えれる
広く、暖かく、そして強い心を持った
人間になりたいものです。
まだまだ、修行が足りませぬ!
それでは。有難うございました。
2006/09/15(金) 22:21 | URL | bbsson #DBLW/2RU[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://bbsson.blog68.fc2.com/tb.php/63-cabe05aa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。